マイホームは一生に一度という大事な買い物
ついつい建物の外観や設備に目がいってしまいがちになりますが、理想のマイホームを建てるのに最も大事なのは土地の条件と言えるのではないでしょうか。
建物や設備などは時間が経つと劣化していくものですが、土地というのは時間が経過してもその価値は変わりません。
土地の条件を中心に家づくり、家探しをすることがずっと住宅の価値を維持するマイホームになるのです。
理想の土地というとまず日あたりを条件に上げる方が多いと思います。
南面が道路に面しているか、南に向かって斜面になっている土地などは日あたりをずっとキープすることができます。
また用途地域の確認も大事です。
理想の用途地域は静かな環境と日当たりが保証される第一種低層住居専用地域など住居用の用途地です。
商業用途地域などでは現在は日あたりが良くても将来隣接する土地に商業施設などが建築されてしまい日陰になったり騒がしくなってしまう可能性があるため注意が必要になります。
将来の土地の価値?
用途地に気をつけながら注目したいのが将来にわたって価値を下げない土地であるかどうかです。
将来、転勤や家族構成の変化、ライフスタイルの変化などで売却する可能性があるときになかなか売却できないマイホームでは困ります。
将来にわたって価値を維持し続けるマイホームが理想のマイホームと言えるでしょう。
それには駅からの距離も大事です。
徒歩圏内の住宅は将来にわたって引き合いが強く、たとえ建物が経年劣化していても価値を落とさずに維持できる条件だと言えます。
一戸建ての場合には駅から徒歩15分以内の条件で探すのが良いでしょう。
駅近物件は普段の家族の生活においてもとても利便性よく、時間のロスの少ないクオリティの高い生活ができると言えるでしょう。
生活便利施設はほとんど駅周辺に固まっていますからやはり駅近のメリットは大きなものです。
一方、カーライフを充実させたい方や、居住空間を広く取りたいと考える方は、駅からの距離が離れている郊外のマイホームの方が理想に近い形にすることができます。
駅の近くではどうしても敷地面積が狭くなりがちですから十分な駐車スペースや居住空間が取りづらくなってしまうのです。
郊外の住居ですと比較的ゆったりとした空間を確保することができ、公園の近くなど緑豊かな中で生活することができる場合も多いのです。
このように日当たりの良い、住宅の価値を下げない、環境がよく居住空間にゆとりがあると、人それぞれの理想に合わせたマイホームの条件があると言えます。